2022年03月

初心者にもわかりやすい!ブレーキパッドの交換時期やかかる費用・選び方を解説

ブレーキは車の安全を守るための、もっとも需要なパーツといっても過言ではないものです。なかでもブレーキパッドは消耗品であることから、定期的な交換がかかせません。

そこで今回は交換時期の目安や、交換にかかる費用、目的に合わせた選び方について詳しく説明します。

1.ブレーキパッドとは?

ブレーキはディスクブレーキとドラムブレーキの2種類にわけられ、多くの車がディスクブレーキを取り入れています。そのディスクブレーキを構成する部品のひとつがブレーキパッドです。タイヤとともに回転するディスクローターに、ブレーキパッドを押しつけることによって摩擦が発生し、車が停車するという仕組みです。

これらディスクブレーキは、主に軽自動車と1000ccまでが2輪のみ、それ以外はほとんど4輪ディスクです。日々摩擦によってすり減っていくブレーキパッドですが、交換をしなかった場合ブレーキの効きが悪くなり事故が起こってしまう可能性があります。

2.ブレーキパッドの交換時期

安全な走行を守るためにかかせないブレーキパットの交換ですが、いつ交換するのがよいのでしょうか。ここではその目安となる4つのポイントを解説していきます。

2-1. ブレーキパッドの厚みが5mm以下の場合

新品のブレーキパッドの厚みは、約10mmとされています。これらが5mm以下になってしまったときが、そろそろ交換を検討する合図です。3mm以下や2mm以下になってしまった場合は、ブレーキの効きに問題が生じる可能性が高くなるため一刻も早く交換する必要があるでしょう。

また、5mm以下でない場合にも交換をすすめられることがあります。次の車検まで期間があいてしまう場合や、日々の走行距離が長い場合には、交換を検討してもよいでしょう。

2-2. ブレーキ音に異常がみられる場合や警告灯が点灯している場合

多くの車には、ブレーキパッドの交換を知らせるための機能が用意されています。一般的に取り入れられているのが機械式のもので、ブレーキパッドが薄くなるとウェアインジケーターとよばれる部品がブレーキローターにあたり異音が出るようになっています。

ほかにも電子式のものの場合には、ブレーキパッドに埋めこまれた電線が切れることにより、警報が点灯するものもあります。ウェアインジゲーターがついていない場合は、あとから追加で取り付けることもできるので、検討してみるとよいでしょう。

これら以外にもブレーキをかけたときに「ジャリジャリ」という音や「ガラガラ」といった異音がする際は、なにかしらのトラブルが起きている可能性があるので早急に対処しましょう。

2-3. 走行距離が34Kmに達した場合

ブレーキパッドの消耗は、自動車の走行距離とも深く関わりあっています。一般的には3〜4万kmが交換の目安といわれているので、参考にしてみるとよいでしょう。またミッション車よりはオートマ車、軽自動車よりもミニバンなどの重量のある車の方が寿命も短くなります。

3.ブレーキパッドの交換にかかる費用とその選び方

ブレーキパッドの交換は、国によって定められた認証・指定工場で行う必要があります。事前にいくつか見積もりをとったり話を聞いたりするなどして、信頼できるところにお願いしましょう。

31. 費用

ブレーキパッドの交換費用は、大きくわけてブレーキパッド本体の価格と交換工賃のふたつから成り立っています。ブレーキパッド本体の価格は車の車種やブレーキパッドの性能によって異なりますが、輸入車の場合1セット10,000円~50,000円程度程度が相場となります。社外品を選ぶと比較的安く抑えられるので、一度相談してみるとよいでしょう。

一方で交換工賃の相場は、6,000円から10,000円程度となっています。タイヤ交換やほかの部品の取り替えとあわせて依頼することで、通常の金額より安くお願いできることもあります。ディーラーに依頼すると比較的費用がかさむことが多いため、予算が少ないという場合にはカー用品店や整備工場に依頼するのがおすすめです。

3-2. 選び方

一般道や高速での利用などを前提とした場合の走行には、ノンアスベストでできたブレーキパッドがおすすめです。長持ちしやすく、耐久性にも優れています。ホイール周りをきれいに保ちたいという場合には、低ダストタイプのものがおすすめです。

また、車好きの方でサーキットで走ることを目的としている方は、より速い走行時にブレーキがききやすいメタリック素材のものを選ぶとよいでしょう。車種や目的に応じて自分の車にあったブレーキパッドを選びましょう。

4.まとめ

今回は車の安全に大きく関わるブレーキパッドについてご紹介しました。交換の目安をこまめに確認したり、定期点検をしっかり行ったりすることが非常に大切です。

埼玉県蓮田市にあります「株式会社MEMBERS FACTORY」は、運輸局が認めた自社整備工場を完備しています。低価格・高品質をモットーにブレーキパッドの交換はもちろん、整備やカスタマイズなどを行っております。国産車はもちろんBMWやベンツなどの輸入車の整備も得意としておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

ルノー ルーテシア ヘッドライトが消えない!!修理と車検 検) 埼玉 修理 整備 外車 輸入車 車検

風が吹けば季節の変わり目。春もすぐそこですね。

 

こんばんは。戸締役です。

 

今回はタイトルの通り、ルノー・ルーテシアの修理事例のご紹介です。

クリオ3と呼ぶのですかね。3代目ルーテシアです。

まずは車検を、ということでご入庫いただきました。

 

気になる箇所や予防を含めた整備のご希望などをお伺いすると、何とヘッドライトが

消えなくて、普段は毎回バッテリーを外してます!と。

 

まぁ常時点灯式ヘッドライトと考えれば差し障りありませんが、何でしょうか、

お客様のお車とのCOOLな向き合い方には恐れ入ります。

 

だって、普通ヤバい!壊れた!どうすれば!って慌てません?

 

それでは早速点検から入りますが、ライトは点灯している=回路は基本的に

導通している。点灯・消灯の判断ができていない又はスイッチ関係の不良です。

今回は電気の流れる方向と逆順で探っていきます。

ヒューズ・リレーBOXまで辿りつきました。なんか怪しい。

絶対に怪しい。

焦げてますね。他に原因がないか、もう少し探ります。

 

もしかしたら新品交換後に同じ症状が発生してしまうかもしれません。

他に懸念箇所がないかどうか、確認の上、部品の注文。なのですが・・。

 

 

 

 

なんと国内在庫なし!納期未定との回答!

 

 

コロナの影響で物流(特に海外)が滞っており、いつ修理できるか明確にお客様へお知らせできません。

が、気長に待ちますよー。と優しいお言葉。本当に感謝いたします。

納品を待ってる間に、車検整備を進めていきます。ブーツ類の状態、ガタの有無など

修理と車検で総額どのくらいになるのか、ご報告するために少し急ぎます。

赤いキャリパー。こーゆーの見てしまうとキレイにしたくなっちゃうんですよね・・

なんて思ってたらイキナリ部品が届いた!って・・。既に3ヶ月経過してました。

仕方のない事ではありますが、とにかくお待たせしているのですぐに車検を取得して

お渡しするべきですが、ヒューズBOXの交換後にもう一度、暗電流など調べて問題がないか

確認し、残っていた油脂類の交換をしていよいよ車検です。

 

余談ですが画像はブレーキオイルを「圧送して」交換している作業風景です。

これは圧力をかけ続けながらフルードを排出する方法で、ABS内部を含めブレーキラインに

エアが混入するのを防ぐ意味で行っている作業です。

 

もっと細かい話をすると、使用しているブレーキフルードはSL6という規格です。

DOT4じゃないのか?という声も聞こえて来ますが、話がそれるのでまた次回。

 

今はルーテシアのご納車に向けて急いでるので。

 

 だがしかし。ダガシカシ。

 

 

整備とは関係なくても、調子が良くなったりする訳ではないけども。

きっとお客様も気になっているかな?なんて考えたりして。

操る楽しさに溢れたMTのルーテシア。

これで毎回時計がズレてる問題も解決しました!

お待たせしてしまいましたが、ありがとうございます!