作業事例の紹介(ブログ)
2018年09月15日

リンカーン コンチネンタル マークⅣ 再生への道のり

暑い日が続くなー。って思っていたら急に涼しくなった今日このごろ。

 

あ、どうも。戸締役です。トジマリね。

 

先日嬉しいお電話を頂きました。それは、作業のお問い合わせでしたが、

普段このブログを拝見されていて、なんだか楽しそうなお店だなーって

思ってたので電話してみました!というお客様からのお問い合わせでした。

 

普通、この後はこの場を借りて感謝したり、美辞麗句を並べてもっともらしい

ステキな記事を作成するべきなのでしょうけど。

 

私は違います。

 

なんせ、戸締役ですので。(何度も言いますがトジマリです)

 

私の場合、だったらもっと楽しくしちゃえ!こんなんありまっせ!

って記事を書きたくなります。ではどうぞ。

 

IMG_20180702_113704.jpgのサムネール画像

 

 

ずいぶんデカい車が入庫しました。在庫車です!

アメ車、って事はなんとなくわかりますね。

 

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リンカーン コンチネンタル マークⅣ 40年くらい前の車です。

当時は成功者の証といえばキャデラック。その時代にあえてリンカーンとは・・。

 

しかも2ドアのクーペ。

そしてこのデカさ。

 

なにより現在もエンジン1発始動でV8 7,500ccが目覚めます。(ちょ、おま 7,500ccって・・)

 

傍で眺めてるだけでもコーヒー1杯飲めますけど・・・ヤリます。

 

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50kgぐらいはありそうな鉄の塊みたいなバンパーを外しまして。

 

表面の再塗装ではダメと判断、塗装を全て剥がして地金を出して、

製造時からあったであろう細かなサビを徹底的に削り落とします。

 

サビ処理をしたら、その地金の表面をしっかり研いでメンを出してます。         メーン。

 

僅かな凹凸にはパテを盛って成形し、メンを出しています。              メーン。

 

地金は空気中の水分を吸着してすぐにサビますので、下地のサフェーサー

をすぐに吹き付け、もう一度メンを確認。ダメなら再度メン出しの繰り返し。      メーン。

 

面積が広い場合、小さな凹凸が目立ってしまいますので念入りに。           メーン。

 

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あーでもない、こーでもない なんて言いながら。

進めてみて、ダメなら戻ってやり直し。3歩進んで4歩下がる。(進まねーし!)

ドアも60kgくらいありそうなので、変形を恐れてタイヤに乗せて作業してます。

 

現在ゆっくり気長に進めてます。1年くらいかかるかな?